【体験談】リゾートホテルでワーケーション!仕事も休暇も両立するリアルな過ごし方と施設レビュー
リモートワークが一般的になり、場所を選ばずに仕事ができる環境が整ってきました。その中で注目されているのが「ワーケーション」です。特にWebデザイナーのようなクリエイティブな専門職の方にとって、普段とは違う環境で働くことは、新たなインスピレーションをもたらしたり、心身のリフレッシュに繋がったりと、大きなメリットがあるのではないでしょうか。
私自身もリモートワーカーとして、いくつかの場所でワーケーションを試してきました。今回は、その中でも特に非日常感があり、仕事と休暇のメリハリをつけやすいと感じた「リゾートホテルでのワーケーション」について、私のリアルな体験談と、これから試してみたいと考えている方が気になるであろう施設選びのポイントや過ごし方をご紹介したいと思います。
なぜリゾートホテルを選んだのか
ワーケーション先としてリゾートホテルを選んだのは、主に以下の理由からです。
- 非日常感: 普段の生活圏から離れ、美しい景色や特別な空間に身を置くことで、心身ともにリフレッシュできると考えました。
- 仕事環境の安定性への期待: 高品質なホテルであれば、Wi-Fi環境や電源、作業スペースなどが比較的整っているのではないかという期待がありました。
- 充実した館内施設: 仕事の合間や終業後に利用できるレストラン、ラウンジ、大浴場、ジム、プールなどがあり、移動の手間なく気分転換できる点に魅力を感じました。
- サービスの質: コンシェルジュサービスやルームサービスなど、快適な滞在をサポートしてくれるサービスが利用できることも安心材料でした。
もちろん、一般的な宿泊費はコワーキングスペース付きの施設やゲストハウスに比べて高めになる傾向がありますが、「仕事」と「休暇」の質を両立させるための投資として、リゾートホテルを試してみる価値はあると感じました。
私のリゾートホテルワーケーション体験談
私が実際にワーケーションで滞在したリゾートホテルは、海岸線に面した場所にある大型ホテルでした。ここでは、実際の滞在の様子や感じたことを正直にお話しします。
滞在したホテルの概要(例)
- 立地: 海の目の前、主要駅からは少し離れているが、送迎バスあり
- 仕事環境:
- 客室: 大きなデスクとチェアあり。窓際にソファもあり、気分転換に利用可能。Wi-Fiは安定しており、速度も問題なし(ただし、時間帯によってはやや不安定になることも)。電源タップも十分。
- 館内: ロビーラウンジやカフェスペースでも作業可能。ただし、時間帯によっては混雑。ビジネスセンターのような専用スペースはなし。
- 周辺環境: 海水浴場がすぐ隣、散歩に最適。周辺には飲食店は少ないが、ホテル内に複数のレストランあり。
- 館内施設: 大浴場、屋内・屋外プール、ジム、エステ、複数のレストラン、バー、ショップなど。
- 食事: 朝食ビュッフェが種類豊富で美味しい。夕食はホテル内のレストランをいくつか利用。ルームサービスも利用可能。
- その他: ランドリーサービス(有料)あり。長期滞在者向けの割引プランは特になし。
リアルな一日の過ごし方
朝は少し早めに起きて、海辺を散歩したり、ホテルのジムを利用したりしてから仕事を開始しました。客室のデスクで、波の音を聞きながらメールチェックや資料作成。集中したいタスクは、静かな時間帯を選んで行いました。
午前中の集中作業が終わったら、気分転換にロビーラウンジでコーヒーを飲みながら軽い作業をしたり、窓の外の景色を眺めたりしました。ランチはホテル内のレストランで海鮮丼をいただいたり、簡単に済ませたい時はルームサービスを利用したりと、その日のタスク量や気分に合わせて柔軟に対応しました。
午後は再び客室で、Webサイトのコーディングやデザイン作業など、集中力が必要なタスクに取り組みました。休憩時間には、バルコニーに出て深呼吸したり、ホテル内を少し散策したりしました。終業後は、大浴場で疲れを癒やしたり、バーで軽食とお酒を楽しんだりと、完全にオフモードに切り替えました。
このように、仕事時間と休憩・休暇時間を意識的に区別することで、オンとオフのメリハリをつけやすかったと感じています。
リゾートホテルワーケーションで仕事と休暇を両立するコツ
リゾートホテルという魅力的な環境で、仕事の生産性を維持しつつ休暇も満喫するためには、いくつかのコツがあります。
1. 事前の計画が重要
- 仕事のタスクリスト作成: 滞在期間中に完了させたいタスクを具体的にリストアップし、優先順位をつけます。
- タイムスケジュール: 大まかで良いので、一日の仕事時間、休憩時間、休暇時間を設定します。例えば「午前中は集中作業」「午後はミーティングと軽作業」「16時以降はオフ」のように決めると、メリハリがつきやすくなります。
- アクティビティの計画: 楽しみにしているアクティビティ(散歩、プール、エステ、観光など)をあらかじめスケジュールに組み込んでおくと、仕事のモチベーションにも繋がります。
2. 仕事環境の確保
- ホテルの下調べ: Wi-Fiの安定性、デスクとチェアの質、電源の位置、静かさなどを予約サイトのレビューや公式情報を参考に確認します。可能であれば、より仕事に適した部屋タイプを選ぶと良いでしょう。
- ノイズキャンセリングイヤホン: 周囲の音を遮断し、集中力を高めるのに非常に役立ちます。
- 必要な備品の持参: 延長コード、モバイルバッテリー、外付けモニター(必要な場合)など、快適な仕事環境に必要なものは持参しましょう。
3. 誘惑との付き合い方
リゾートホテルには魅力的な誘惑がたくさんあります。
- 強制的にオフにする時間: 仕事の終業時間を決め、その時間を過ぎたらPCを閉じるなど、意識的に仕事から離れる時間を作ります。
- 適度な息抜き: 完璧を目指しすぎず、疲れたら少し散歩に出たり、ラウンジで休憩したりと、適度に息抜きを取り入れることが長期的な集中力維持に繋がります。
リゾートホテルをワーケーション先として選ぶ際のポイント
私が体験を通して感じた、リゾートホテルをワーケーション先として選ぶ際に重視したいポイントです。
- Wi-Fi環境: 最も重要と言っても過言ではありません。安定性と速度は必須です。公式サイトやレビューで情報を集めましょう。
- 作業スペース: 客室にしっかりしたデスクとチェアがあるか。ロビーやラウンジなど、客室以外に作業できる静かなスペースがあるかも確認すると良いです。
- 電源: 作業スペースの近くに十分な数の電源があるか。
- 静かさ: 集中して仕事ができる静かな環境かどうかも重要です。部屋の位置(エレベーター近くではないかなど)も考慮できると良いでしょう。
- 予約プラン: 長期滞在向けの割引プランや、ワーケーションプランを用意しているホテルもあります。
- 館内・周辺施設: 仕事の合間や終業後に利用したい施設(大浴場、プール、ジム、レストラン、カフェ)や、周辺の観光スポット、自然環境なども確認しましょう。
- 食事の選択肢: ホテル内のレストランの種類や、周辺に飲食店があるかなど、食事の選択肢も滞在中の満足度に関わります。
まとめ:リゾートホテルワーケーションはこんな人におすすめ
私の体験から、リゾートホテルでのワーケーションは以下のような方におすすめだと感じています。
- 非日常感を味わいながら心身をリフレッシュしたい方
- 仕事と休暇のオンオフを明確に切り替えたい方
- 館内施設を活用して、移動の手間なくリフレッシュしたい方
- ある程度の予算をかけ、快適な環境でワーケーションを行いたい方
- 美しい景色や静かな環境で集中力を高めたい方
初めてワーケーションを検討されている方も、場所選びに迷っている方も、ぜひリゾートホテルという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。少しの計画と工夫で、仕事も休暇も両立する充実したワーケーションを実現できるはずです。この体験談が、皆さんのワーケーション計画のヒントになれば幸いです。